
宮古島の夏。じりじりと肌を焼く太陽、どこまでも広がる宮古ブルーの海。そんな南国の楽園で、海遊びと同じくらい、いや、人によってはそれ以上に楽しみにしているもの。それが「マンゴー」ではないでしょうか。宮古島は、日本一のマンゴー生産量を誇る「マンゴーアイランド」です。スーパーや市場でも手に入りますが、せっかく現地に来たのなら、絶対に味わってほしいのが「農園直営カフェ」で食べるマンゴーパフェです。なぜなら、農園直営店で提供されるマンゴーは、市場に出回るものとは「鮮度」と「完熟度」が決定的に違うからです。木の上でギリギリまで栄養を蓄え、自然にポトリとネットに落ちた瞬間。その「完熟」のタイミングを知り尽くした農家さんだけが提供できる、奇跡のような甘さと香り。一度食べれば、今までのマンゴーの概念が覆るほどの衝撃を受けるはずです。今回は、年間を通して宮古島グルメを食べ歩く筆者が、数あるお店の中から「農園直営」にこだわり、味はもちろん、見た目のインパクトやお店の雰囲気も最高な「インスタ映え確実」のマンゴーカフェを3つ厳選してご紹介します。
目次
第1章:まずは知っておきたい!宮古島マンゴーの基礎知識
お店を紹介する前に、宮古島のマンゴーを100倍楽しむための基礎知識を少しだけお話しします。これを知っているだけで、メニュー選びの解像度が劇的に上がります。
「完熟」の意味が違う
宮古島のマンゴー農家にとって、収穫とは「もぐ」ことではありません。「待つ」ことです。宮古島のマンゴー(アーウィン種)は、完全に熟すと自然に枝から離れます。農家さんは一つ一つの実にネットを掛け、その実が自然落下するのを待ちます。これが「完熟マンゴー」です。輸送に時間がかかる本土のスーパー向けには、少し早めに収穫して追熟させることもありますが、島内の農園カフェで食べるものは、その日の朝にネットに落ちたばかりの、正真正銘の「採れたて完熟」であることも珍しくありません。このフレッシュさは、現地でしか味わえない特権です。
6月〜7月の「アップルマンゴー」
私たちが普段「マンゴー」と呼んでいる、皮が真っ赤な種類。正式名称はアーウィン種です。宮古島での収穫ピークは例年6月下旬から7月いっぱい。濃厚な甘みと適度な酸味のバランスが良く、果汁が溢れ出すジューシーさが特徴です。この時期に宮古島に行くなら、まずはこのアップルマンゴーのパフェを狙ってください。
8月〜9月の「キーツマンゴー」
もしあなたの旅行が8月中旬以降なら、あなたはラッキーです。「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツマンゴーに出会えるかもしれません。皮が緑色で、見た目は大きなアボカドのようですが、追熟させると中身は鮮やかなオレンジ色になります。特徴は、アップルマンゴーを凌駕する「濃厚な甘み」と「ねっとりとした食感」。繊維質が少なく、まるでプリンや高級クリームのような口溶けです。生産量が少なく、収穫時期も短いため、見つけたら即オーダーが鉄則です。
第2章:【絶対王者】花とフルーツの楽園「ユートピアファーム宮古島」
宮古島のマンゴーパフェを語る上で、絶対に外せないのが「ユートピアファーム宮古島」です。ここは単なるカフェではなく、観光農園そのもの。マンゴー好きだけでなく、写真好きにとっても聖地のような場所です。
天井を埋め尽くすブーゲンビレアの下で
お店に入ると、まずは美しいフラワー園がお出迎え。ハイビスカスやブーゲンビレアが咲き乱れる温室は見学コース(有料)になっていますが、カフェの利用だけでも十分にその雰囲気を楽しめます。カフェスペースの一部は、天井一面にブーゲンビレアが咲き誇るテラス席のようになっており、ピンク色の花の下で食べるマンゴーパフェは、まさに「南国のユートピア」そのもの。どこを切り取っても絵になる、最強のインスタ映えスポットです。
王道の「マンゴーパフェ」の実力
ここのパフェは、奇をてらわない王道のスタイル。グラスの底までぎっしりと詰まったコーンフレークやクリーム、アイス、そしてその上に美しくカットされた完熟マンゴーが鎮座しています。農園直営だけあって、マンゴーのカットが大きく、惜しげもなく盛られているのが特徴。一口食べれば、芳醇な香りが鼻に抜け、とろけるような甘さが口いっぱいに広がります。ソフトクリームもマンゴー味が選べるのですが、このソフトクリーム自体も果汁たっぷりで濃厚。フレッシュマンゴーとマンゴーソフトのダブルパンチは、甘党にはたまりません。
お土産スイーツも充実
ユートピアファームは、パフェ以外のスイーツもハイレベルです。特に人気なのが「マンゴーロールケーキ」。ふわふわのスポンジ生地に、マンゴークリームと果肉が巻き込まれており、テイクアウトしておやつにするのもおすすめ。また、冷凍マンゴーを使ったスムージーや、パウチに入ったマンゴージュレなど、日持ちするお土産も充実しています。空港やお土産屋さんでも買える商品はありますが、ここでしか買えない限定パッケージや、アウトレット価格の家庭用マンゴー(収穫時期のみ)に出会えるのも、直営店ならではの楽しみです。
第3章:【素材で勝負】マンゴーの塔に挑め!「すこぶる(宮古島マンゴー農園)」
おしゃれなカフェもいいけれど、とにかく「美味しいマンゴーを腹一杯食べたい!」という方におすすめなのが、宮古空港の近くにある「すこぶる(宮古島マンゴー農園直営)」です。ここは、「農家が本気を出したパフェ」が食べられるお店として、リピーターから絶大な支持を集めています。







