

宮古島の南岸に広がる巨大な楽園、シギラセブンマイルズリゾート。その広大な敷地内には20以上のレストランが点在していますが、舌の肥えた旅人たちや寿司好きがこぞって予約を入れる一軒の名店があります。
その名は**「すし屋のかつ勘(かつかん)」**。
「せっかく沖縄に来たのに、江戸前寿司?」と思うなかれ。ここは、東京・豊洲市場から直送される一級品のネタと、宮古島近海で獲れた鮮魚、そしてとろけるような宮古牛が一度に味わえる、まさに**「美食の交差点」**なのです。
「シギラのディナーで失敗したくない」 「カウンターで本格寿司を食べたいけれど、子供連れでも大丈夫?」 「予算はどれくらい見ておけばいい?」
そんなあなたの疑問を解消するため、今回は「すし屋のかつ勘」の魅力を徹底解剖します。人気の限定メニューから、予約困難時の裏技、そしてリゾートならではの過ごし方まで。宮古島の夜を最高のものにするための情報を、余すことなくお届けします。
目次
1. 「すし屋のかつ勘」とは?豊洲の技×宮古の海
「すし屋のかつ勘」の本店は、実は東京ではありません。発祥に関わるルーツを持ちつつ、現在この宮古島店は、シギラセブンマイルズリゾートの食の中核を担う存在として営業しています。
最大の特徴は、**「江戸前の仕事」と「リゾートの開放感」**の融合です。
宮古島の寿司屋の多くは「居酒屋スタイル」や「島寿司(ネタを漬けにしたもの)」がメインですが、かつ勘はあくまで**「本格的な握り」**にこだわります。豊洲市場から空輸される最高級のマグロやウニと、その日宮古島の港に上がったばかりの地魚が、同じショーケースに並ぶ光景は圧巻です。
なぜ「かつ勘」が選ばれるのか?
シギラリゾート内には他にも和食店がありますが、なぜ「かつ勘」がこれほどまでに人気なのでしょうか。その理由は大きく3つあります。
① 圧倒的な「マグロ」のクオリティ かつ勘に行ったら絶対に外せないのがマグロです。豊洲のマグロ専門仲卸から仕入れる天然本マグロは、銀座の高級店に引けを取らない品質。南国の暑さで疲れた体に、濃厚な赤身の旨味と、口の中でスッと溶ける中トロの脂が染み渡ります。
② 「お好み(アラカルト)」で注文できる気軽さ 最近の高級寿司店は「おまかせコースのみ(2〜3万円)」というお店が増えていますが、かつ勘は**「お好みで1貫から注文可能」**です。「コースだと量が多い」「好きなものだけ食べたい」「お酒メインでつまみたい」というニーズに完璧に応えてくれます。もちろん、記念日向けの豪華なコースも用意されています。
③ リゾートホテルからのアクセスの良さ シギラミラージュ、アラマンダ、ブリーズベイマリーナなど、リゾート内の主要ホテルから巡回バス一本でアクセス可能。お酒を飲んでも運転代行を待つ必要がなく、安心して酔いしれることができます。
2. 【メニュー徹底解剖】コース(おまかせ)vs アラカルト
実際に訪れる前に知っておきたい、メニューの構成と価格帯について詳しく解説します。 ※価格や内容は季節により変動するため、最新情報は公式サイト等でご確認ください。
迷ったらこれ!「おまかせ握りコース」
初めての方や、接待・記念日利用におすすめなのがコース料理です。
- 特上握りセット(約5,000円〜): 中トロ、ウニ、イクラなど、人気のネタを一通り楽しめるセット。お椀や茶碗蒸しが付く場合もあり、コストパフォーマンスは抜群です。
- 季節のおまかせコース(約10,000円〜15,000円): その時期最高の食材を使用したフルコース。前菜、お造り、焼き物、握り、デザートまで、職人の技を堪能できます。
自由気ままに「アラカルト(お好み握り)」
カウンター席に座るなら、ぜひアラカルトで注文してみてください。1貫数百円からオーダー可能です。
- 本マグロ(赤身・中トロ・大トロ): 必食。これを食べるために来る常連客も多いです。
- 光り物(コハダ・アジ): 職人の腕が光る酢締め。南国で食べるキリッとしたコハダは格別です。
- 貝類: 磯の香りが強い新鮮な貝。
- 巻物: 鉄火巻きや干瓢巻きなど、締めの一品に。
必食!宮古島ならではの「島ネタ」と「宮古牛握り」
東京の寿司屋では絶対に食べられない、宮古島店ならではの限定メニューがあります。これを食べずに帰るのはもったいない!
【宮古島近海魚(島ネタ)の握り】 日によって入荷状況が変わりますが、以下のような魚に出会えます。
- イラブチャー(アオブダイ): 沖縄の魚の代表格。白身で淡白ですが、独特の弾力と甘みがあります。
- ミーバイ(ハタ): 高級魚。上品な脂が乗り、噛むほどに旨味が溢れます。
- アカマチ(ハマダイ): 沖縄三大高級魚の一つ。美しい赤色の皮目と、繊細な味わいが特徴。
これらは鮮度が命。職人さんが一番美味しい食べ方(塩とスダチ、煮切り醤油など)を提案してくれます。
【とろける芸術品「宮古牛の炙り握り」】 海鮮だけではありません。幻の和牛とも呼ばれる希少な「宮古牛(みやこぎゅう)」のサーロインなどを軽く炙り、握りでいただきます。口に入れた瞬間、肉の脂が体温で溶け出し、シャリと渾然一体となる体験は、まさに至福。岩塩やわさびでシンプルにいただくのがおすすめです。
3. 店内の雰囲気と座席選び
店舗は「シギラタートルベイ」の向かいあたりに位置しています。一歩足を踏み入れると、外の南国リゾートの空気から一変、凛とした和の空間が広がります。
【カウンター席(約10席)】 職人の手仕事を目の前で見られる特等席。カップルや夫婦、一人旅の方におすすめです。大将との会話を楽しみながら、その日のおすすめを聞くのも寿司屋の醍醐味。
【テーブル席・半個室】 4〜6名が座れるテーブル席も充実しています。仕切りがある席が多く、周囲を気にせず会話を楽しめます。
【個室(要予約)】 接待や特別な記念日、三世代旅行などに最適な完全個室もあります。人気が高いので早めの予約が必須です。
4. 子連れファミリーは利用できる?キッズメニューと注意点
「高級寿司店に子供を連れて行っていいの?」と心配になるパパ・ママも多いはずです。結論から言うと、「すし屋のかつ勘」は子連れウェルカムです。
シギラリゾートという土地柄、ファミリー客の利用が非常に多いため、お店側も子供の対応に慣れています。
【子連れに嬉しいポイント】
- 子供が食べやすいメニュー: 納豆巻き、かっぱ巻き、玉子(出汁巻き)、蒸し海老など、子供が好きな単品メニューが豊富です。サビ抜きはもちろん対応可能。
- 茶碗蒸しやお味噌汁: 離乳食を卒業した小さなお子様でも食べられる優しい味のメニューがあります。
- スタッフの対応: 子供用の食器を用意してくれたり、広めの席を案内してくれたりと、ホスピタリティが高いです。
【注意点】 いわゆる「お子様ランチプレート」のようなセットメニューは基本的にありません(※時期によります)。「好きなものを単品で頼むスタイル」になるため、偏食のお子様でも安心ですが、予算は少し多めに見ておくと良いでしょう。また、騒ぎすぎてしまう場合は、個室を予約するか、早い時間帯(17:00〜)の利用がおすすめです。
5. 予算の目安とドレスコード(服装)について
【予算の目安】
- ディナー: お酒を飲んで、お腹いっぱい食べて一人あたり10,000円〜15,000円程度が目安です。
- お酒を控えめにし、並のセットなどを選べば6,000円〜8,000円程度で収めることも可能です。
- 逆に、高級な日本酒やワインを開け、宮古牛や大トロを存分に食べれば20,000円を超えます。
リゾート価格ではありますが、東京の高級店で同じクオリティを食べるよりはリーズナブルと言えるでしょう。
【ドレスコード】 シギラリゾート内のレストランですが、かつ勘には厳格なドレスコードはありません。 「スマートカジュアル」推奨ですが、宮古島という土地柄、清潔感があればTシャツやショートパンツ、サンダルでも入店を断られることはまずありません。 ただし、水着のままや、濡れた状態での入店はNGです。男性なら襟付きのシャツ(かりゆしウェアなど)、女性ならワンピースなどを着ていくと、お店の雰囲気とマッチしてより素敵なディナーになります。
6. 【予約攻略法】いつから予約できる?満席時の対処法
「かつ勘」はシギラリゾート内で1、2を争う人気店です。特にハイシーズン(7月〜9月、年末年始、GW)は、1ヶ月前でも予約が埋まっていることが珍しくありません。


















