目次
第3章:レオンだけじゃない!深夜の肉スポット
宮古島には、レオン以外にも深夜に肉を楽しめるスポットが存在します。 営業時間は季節や状況によって変動しますが、夜遅くにお腹が空いた時の救世主たちを紹介します。
ジャンボステーキ ハンバイ(HANBAI)
レオンと並ぶ、宮古島の老舗ステーキハウスの一つです。 以前は別の場所で営業していましたが、現在は移転して営業中(※最新の営業時間は要確認)。 店名の通り、巨大な「ジャンボステーキ」が売りで、草鞋(わらじ)のような大きさのステーキが出てきます。 レオンよりも少し家庭的な雰囲気があり、地元のお客さんが多いのが特徴。 ここのステーキソースは、A1だけでなくオリジナルのガーリックソースが絶品で、白米が止まらなくなる味付けです。 「肉を食らう」という野性的な喜びを感じたいなら、ハンバイも有力な選択肢です。
焼肉屋で締めるという選択肢
専門店ではありませんが、宮古島の焼肉屋は深夜まで営業しているところが多く、ここで「締めの上ロース」「締めのハラミ」を楽しむのも一般的です。 特に西里エリアにある大衆焼肉店では、一人前の肉と白ごはん、そして冷麺をサクッと食べて帰る「ソロ締め焼肉」のスタイルも許容されています。 自分のペースで網で焼き、育てた肉を食べる時間は、ステーキハウスとはまた違った贅沢なひとときです。
意外な穴場「深夜の喫茶店」
宮古島には、夜遅くまで営業している喫茶店やパーラーがいくつかあります。 こうしたお店のメニューには、必ずと言っていいほど「ステーキ定食」や「焼肉定食」が存在します。 専門店ほどの厚みはないかもしれませんが、鉄板に乗った薄切りのステーキに、目玉焼きとスパゲッティが添えられたワンプレートは、どこか懐かしく、そして最高に酒に合います。 「喫茶店でステーキ?」と思うかもしれませんが、沖縄では喫茶店こそが最強の食堂なのです。
第4章:締めステーキを10倍楽しむための「サイドメニュー」
深夜のステーキハウスに来たら、ステーキだけを食べて帰るのは素人です。 周りの地元客のテーブルを見てみてください。 ステーキの横に、必ずと言っていいほど「別の炭水化物」が並んでいます。
ステーキ屋の「カレーライス」
沖縄のステーキハウスにおいて、カレーは影の主役です。 牛肉の端材(切り落とし)をたっぷりと使い、長時間煮込まれたカレーは、専門店も顔負けの濃厚なコクがあります。 「黄色いカレー」と呼ばれる、昔ながらの小麦粉とカレー粉で作ったタイプが出てくることもあれば、デミグラスソースのような黒いカレーが出てくることも。 ステーキを一口食べ、その肉汁が残る口の中にカレーを放り込む。 カロリーの暴力ですが、これ以上の幸せはありません。
締めタコス&タコライス
ステーキハウスの多くは、タコスやタコライスも提供しています。 「ステーキまでは重いけど、何か肉っぽいものが食べたい」 そんな気分の時は、タコスをつまみにビールをもう一杯飲むのがスマートです。 パリパリのシェルに、スパイシーな挽肉とチーズ、レタス。 サルサソースの辛味が、酔った脳をシャキッと覚ましてくれます。
第5章:ステーキソース完全攻略「A1」vs「No.1」
沖縄のステーキ屋に行くと、卓上に見慣れないソースが並んでいます。 それぞれの特徴を知っておくと、自分好みの味を作ることができます。
A1ソース(エーワンソース)
- 特徴: 酸味が強く、ドロっとしている。イギリス原産。
- 相性: 脂身の多いサーロインやリブロースに最適。酸味が脂を中和してくれます。
- 使い方: 鉄板の上にかけると酸味が飛びすぎるので、小皿に出してディップするか、食べる直前に肉にかけるのがおすすめ。
No.1ソース(ナンバーワンソース)
- 特徴: 沖縄のメーカーが開発した、日本人向けのステーキソース。A1よりも酸味が控えめで、甘みとスパイスのバランスが良い。
- 相性: 赤身肉やハンバーグに最適。野菜炒めにかけても美味しい。
- ファン層: 「A1は酸っぱすぎて苦手」という人は、迷わずこちらを選びましょう。
醤油&わさび/醤油&ニンニク
- 特徴: 結局、日本人の舌に一番合うのはこれかもしれません。
- 相性: 高品質な宮古牛のステーキを食べるなら、ソースよりも醤油系がおすすめ。肉本来の甘みを引き立ててくれます。
第6章:深夜のステーキハウス攻略のための「3つの注意点」
最高の締めステーキ体験をするために、いくつか覚えておいてほしいことがあります。
1. タクシー難民に注意
宮古島の夜、特に週末の深夜2時〜3時頃は、タクシーが全く捕まらない「タクシー空白時間」になることがあります。 ステーキを食べて店を出たら、帰りの足がない……なんてことにならないよう、代行運転やタクシーの手配は早めに行うか、あるいは宿泊先のホテルまで歩ける距離の店を選ぶのが無難です。
2. 現金を持っておく
老舗のステーキハウスやローカルな食堂では、クレジットカードや電子マネーが使えない場合があります。 「ニコニコ現金払い」が基本です。 お財布の中身を確認してから入店しましょう。
3. 服装は「洗える服」で
鉄板から跳ねる油、充満する煙、そして強烈なニンニクの匂い。 深夜のステーキハウスは戦場です。 お気に入りの白いワンピースや、高価なシャツで行くのはおすすめしません。 ホテルに帰ってすぐに洗濯できるTシャツと短パンスタイルが、宮古島の夜の正装です。
第7章:翌朝のケアまでが「締めステーキ」
深夜に300gの肉と大盛りのライスを食べれば、当然ながら翌朝の胃腸は悲鳴を上げます。 しかし、後悔してはいけません。 その背徳感こそが旅のスパイスです。
翌朝(というか昼)起きたら、まずはたっぷりの水を飲みましょう。 そして、ランチには優しい「宮古そば」か「ゆし豆腐」を食べる。 カツオ出汁の優しいスープで胃を労れば、また夜には元気になり、 「今夜はどこのステーキで締めようか?」 と相談し始めている自分に気づくはずです。
まとめ:宮古島の夜は、肉で終わる
オシャレなリゾートホテルでのディナーも素敵ですが、宮古島の本当の魅力は、地元の人々の生活に溶け込んだこの「深夜のステーキ文化」にあります。
飾り気のない店内で、知らないオジイと肩を並べ、A1ソースまみれの肉を頬張る。 その瞬間、あなたは単なる観光客ではなく、宮古島の夜の一部になります。
「締めラーメン」の常識を捨て、「締めステーキ」の世界へ。 今度の宮古島旅行では、ぜひ勇気を出して、深夜の赤い看板の扉を開けてみてください。 そこには、肉とニンニクと笑顔が溢れる、熱い夜が待っています。







