目次
太陽の位置と順光・逆光
「宮古ブルー」を最も青く撮るためには、**「順光(太陽を背にする)」**が基本です。
- 午前中: 東海岸や南側のビーチ(前浜ビーチなど)が順光になりやすいです。
- 午後: 西側のビーチ(砂山ビーチ、17END方面)に日が当たり始めます。 太陽が真上に来る正午前後(11:00〜14:00)は、海面への光の入り方が垂直に近くなり、海底のサンゴ礁まで透き通って見えやすくなります。この時間が「最も海が青く見えるゴールデンタイム」です。
風対策とNDフィルター
宮古島は基本的に風が強い島です。
- 風速基準: 地上で風速5m/sを超えている場合、上空は10m/s近い強風になっていることがあります。無理は禁物です。アプリ(UAV Forecastなど)を活用し、上空の風速を確認しましょう。
- NDフィルター: 沖縄の強い日差しの中では、シャッタースピードが速くなりすぎて映像がパラパラしてしまう(カクつく)ことがあります。NDフィルター(ND8〜ND32程度)を使用し、適正なシャッタースピードで滑らかな映像を撮影しましょう。
- PLフィルター(偏光): 海面の反射を抑え、より青さを強調したい場合はPLフィルターが有効です。ただし、ドローンのジンバルに負荷がかからない軽量なものを選びましょう。
6. トラブル回避のためのマナーと事前準備
法律を守っていても、マナー違反があればトラブルになります。宮古島の美しい環境を守るためにも、以下の点に配慮してください。
プライバシーへの配慮
ビーチには水着姿の観光客が大勢います。望遠レンズ機能などを使って特定の人をアップで撮影したり、低空で人の頭上を通過したりする行為は「盗撮」と疑われる可能性があります。 人が多い場所では飛行を控えるか、人のいない沖合へ速やかに移動させてから撮影を開始しましょう。
騒音トラブル
ドローンのプロペラ音は意外と響きます。波の音を楽しんでいる人の近くでホバリングさせ続けるのはマナー違反です。早朝の静かなビーチなどでは特に配慮が必要です。
許可取りの考え方
ビーチの管理者が明確な場合(ホテル所有のプライベートビーチや、管理事務所がある公園など)は、必ず管理者に撮影の可否を確認してください。 公的なビーチであっても、商業撮影(YouTube収益化を含む業務利用)の場合は、宮古島市や沖縄県の港湾課、土木事務所などに「占用許可」や「撮影許可」の確認が必要になるケースがあります。個人の趣味の範囲であれば原則自由な場所が多いですが、大規模な機材を使う場合は確認が無難です。
もしもの時のために
- 賠償責任保険: 万が一、人に怪我をさせたり、車や建物を傷つけたりした時に備え、ドローン保険への加入は必須です。
- 水没対策: 海上飛行はリスクが高いです。もし墜落した場合、機体の回収は困難です。Care Refreshなどの機体交換保証に入っておくことを強くおすすめします。
7. まとめ:ルールを守って最高の宮古ブルーを
宮古島でのドローン撮影は、他の場所では味わえない感動があります。モニター越しに見る「宮古ブルー」の輝きは、何度見ても息を呑む美しさです。
しかし、その美しさを映像に残せるのは、安全とルールが守られてこそ。「自分一人のくらいいいだろう」という甘い考えが、将来的に宮古島全体でのドローン禁止につながってしまうかもしれません。
- 航空法と空港周辺の規制を厳守する
- 風と天候を正しく読む
- 周囲の人と自然に最大限の配慮をする
この3つを心に留め、ぜひ宮古島の空からの絶景を持ち帰ってください。あなたの撮影した映像が、宮古島の魅力をさらに多くの人に伝える素晴らしい作品になることを願っています。







