
一人旅の醍醐味は、誰にも気を使わず、好きな時に好きな場所へ行けること。 昼間は絶景の17ENDで風に吹かれ、お洒落なカフェでスムージーを飲み、自由を満喫できたはずです。
しかし、太陽が沈み、夜の帳が下りる頃、ふと心細さが襲ってくる瞬間があります。 「夜ご飯、どこで食べよう?」 カップルやグループ客で賑わう居酒屋に、女一人で入るのは勇気がいる。 かといって、せっかくの宮古島まで来て、コンビニのお弁当で済ませるのはあまりにも寂しい。
大丈夫です。安心してください。 宮古島は、沖縄本島や他の観光地に比べても、圧倒的に「一人旅」に優しい島です。 特に市街地である平良(ひらら)エリアには、女性店主が切り盛りするお店や、お一人様専用のメニューがあるお店、そして何より、隣に座った人と自然と乾杯できるような温かいカウンター文化が根付いています。
この記事では、宮古島に魅了され、何度も一人で訪れている筆者が、**「女性一人でも絶対に入りやすい」「カウンター席がある」「食事が美味しい」**お店を厳選してご紹介します。 おしゃれなビストロから、島のおでん、そして静かに飲めるBarまで。 あなたの夜を彩る「私の居場所」が、きっと見つかります。
目次
第1章:宮古島の夜は「カウンター」が特等席
お店紹介の前に、宮古島での一人ご飯を最高のものにするためのマインドセットをお伝えします。 この島において、カウンター席は「余り物」の席ではありません。そこは、島の情報が集まり、最高のサービスが受けられる特等席なのです。
1. 「ゆんたく」が生まれる場所
沖縄の方言で「おしゃべり」を意味する「ゆんたく」。 宮古島のカウンターでは、店主やお客さん同士のゆんたくが自然と発生します。 「どこから来たの?」「今日はどこに行ったの?」 そんな何気ない会話から、ガイドブックには載っていない翌日の絶景スポットやお土産情報を教えてもらえることも。もちろん、静かに飲みたいオーラを出せば、適度な距離感を保ってくれるのも島の優しさです。
2. ハーフサイズ対応のお店が多い
一人旅の悩みは「一皿の量が多くて、色々な種類が食べられないこと」。 しかし、宮古島の多くのお店(特に個人経営店)では、「一人ならハーフサイズにしましょうか?」と声をかけてくれることが多いです。 メニューに書いていなくても、カウンター越しに相談すれば対応してくれる柔軟さがあります。
3. 西里・下地(しもざと)通り周辺を狙え
宮古島のメインストリートは「西里通り」と「下地通り」。この周辺にホテルをとっているなら、徒歩圏内に無数の飲食店があります。 飲んだ後にタクシーや代行を待つ必要がなく、夜道を長く歩く心配もないため、女性一人旅ならこのエリアを中心に店探しをするのが鉄則です。
第2章:おしゃれに洋食&ワイン!「ビストロ・バル」編
「せっかくのリゾートだから、居酒屋よりはおしゃれな空間で、美味しい料理とワインを楽しみたい」 そんな気分の時におすすめなのが、平良エリアに増えている実力派のビストロやバルです。
1. BISTRO PIERROT(ビストロ ピエロ)【西里通り近く】
【雰囲気】大人の隠れ家、洗練されたカウンター 宮古島の食材をフレンチベースで楽しめる、こじんまりとしたビストロです。 L字型のカウンター席は、オープンキッチンになっており、シェフの手捌きを眺めながら食事を楽しめます。 照明が少し落とされた店内は落ち着いた雰囲気で、女性一人でも全く浮きません。 おすすめメニュー:島野菜のピクルス、宮古牛のロースト ワインのセレクトが素晴らしく、グラスでも数種類から選べます。「重すぎない赤で」などとリクエストすれば、料理に合う一杯を出してくれます。
2. K&G(ケーアンドジー)【下里通り】
【雰囲気】開放的でカジュアル、入りやすさNo.1 下里通りの路面店で、ガラス張りで中の様子が見えるため、入店への心理的ハードルが非常に低いお店です。 ここは「肉バル」に近い業態で、ガッツリお肉を食べたい時におすすめ。 長いカウンター席があり、スタッフの方も若い方が多く、明るく話しかけてくれます。 おすすめメニュー:ハンバーグ、前菜の盛り合わせ 一人客向けに前菜を少しずつ盛ってくれるサービスがあるのが嬉しいポイント。賑やかな雰囲気が好きな方に向いています。
3. pizza & pasta ROMae(ロマエ)【市場通り近く】
【雰囲気】本格ピザ釜を目の前に、サクッとイタリアン 一人でも本格的なピザが食べたい!という時はこちら。 カウンター席の目の前には大きなピザ窯があり、香ばしい香りが食欲をそそります。 ピザは大きめですが、薄い生地のローマ風なので、女性でもペロリと食べられますし、余ったらテイクアウトにして翌日の朝食にするのもアリです。 おすすめメニュー:島野菜のピッツァ、自家製サングリア カジュアルなイタリア食堂といった雰囲気で、気取らずに食事ができます。
第3章:島の夜はやっぱりこれ!「おでん&郷土料理」編
宮古島の夜の定番といえば、ステーキと並んで「おでん」が有名です。 一年中温かい島でおでん?と思うかもしれませんが、これがまたお酒に合うのです。 女性店主が一人でやっているようなお店が多く、実家に帰ってきたような安心感があります。
1. 島おでん たから【西里通り】
【雰囲気】予約必須のレジェンド店、活気と熱気 宮古島でおでんといえばここ。いつ行っても満席の人気店ですが、カウンター席なら一人滑り込める可能性があります(事前の電話推奨)。 ここの名物は、トロトロに煮込まれた「テビチ(豚足)」が入ったおでん。 コラーゲンたっぷりで、翌朝のお肌はプルプル間違いなし。 おすすめメニュー:島おでん盛り合わせ、ステーキ カウンターはお客さん同士の距離が近く、隣の人と「美味しいですね」と顔を見合わせるような一体感があります。まさに島の夜、という体験ができます。







