目次
3. 宮古島漁協直営店「お魚市場」
〜買ってその場で食べる!市場直結のライブ感〜
平良港の敷地内にある、宮古島漁業協同組合が運営する直売所です。 ここは「飲食店」というよりは「魚屋さん」の中にイートインスペースがある、というスタイル。店内のショーケースには、さっきまで海を泳いでいた魚たちがズラリと並んでいます。
おすすめメニュー:セルフ海鮮丼&刺身パック ここの楽しみ方は、ショーケースに並んでいる「刺身パック(500円〜)」を自分で選び、別売りの「ご飯セット(ご飯・味噌汁)」と一緒に購入して、その場で定食にするスタイルです。 これぞ究極のカスタマイズ海鮮丼。 「今日は赤マチ(ハマダイ)が食べたいな」「イカも追加しよう」と、自分の好きな魚だけを選んで組み合わせることができます。 スーパーで売っている刺身とは角の立ち方が違います。コリコリとした歯ごたえは、新鮮な証拠です。
ここが「安い・美味い」ポイント 漁協直営なので、仲介マージンが一切ありません。 そのため、高級魚と言われる魚でも驚くほど安く手に入ります。 また、調理場がガラス張りになっており、職人さんが魚を捌いている様子を見ることができるのも食欲をそそります。
- 住所: 宮古島市平良港内
- 狙い目の時間: 商品が充実している11時頃がベスト。夕方に行くと品切れの場合があります。
第4章:【絶景×海鮮】景色も味も妥協しない
「安い店=景色が悪い」という常識を覆す、宮古島ならではのロケーションで海鮮を楽しめるお店です。
4. お食事処 海美来(かいみーる)
〜池間大橋を一望!サザエとカツオの最強コンビ〜
宮古島の北端、池間島(いけまじま)に渡ってすぐ、橋のたもとにあるピンク色の建物が目印です。 一見すると普通のお土産屋さん兼食堂ですが、ここの海鮮の実力は侮れません。
おすすめメニュー:宮古そばセット(サザエのつぼ焼き付き)& カツオ丼 ここではぜひ、池間島の名物である「カツオ」を使った丼と、周辺の海で獲れた「サザエのつぼ焼き」を食べてください。 カツオ丼は、厚切りにされたカツオがどんぶりを覆い尽くし、ニンニク醤油を垂らして食べればスタミナ満点。 そして、店頭で焼かれているサザエの香ばしい匂いは反則級です。
ここが「安い・美味い」ポイント 池間島は漁師町であり、家族経営で漁と食堂を営んでいるケースが多いです。そのため、観光地価格にならず、親戚の家で振る舞われるような価格設定で提供されています。 何より、屋上の展望席から見る「池間ブルー」の海は、プライスレスの価値があります。高級リゾートホテルのレストランよりも、ある意味で贅沢なロケーションです。
- 住所: 宮古島市平良池間(池間大橋渡ってすぐ)
- 狙い目の時間: お昼時は観光バスも止まるので混雑します。11時台か、14時以降の遅めランチがおすすめ。
5. 海鮮料理 中曽根(かいせんりょうり なかそね)
〜住宅街に潜む名店!地元民が秘密にしたい海鮮居酒屋〜
最後にご紹介するのは、観光客向けのガイドブックにはあまり大きく載らない、まさに「穴場」のお店。 市街地の少し外れ、住宅街の中にひっそりと佇む「海鮮料理 中曽根」です。 派手な看板はありませんが、夜になると地元ナンバーの車で駐車場がいっぱいになります。
おすすめメニュー:お任せ刺身盛り合わせ&マース煮 ここの魅力は、大将の目利きの鋭さです。 「今日一番いい魚をお願いします」と注文すれば、その時期に一番脂が乗った地魚を盛り合わせにしてくれます。 そして、沖縄の魚料理といえば「マース煮(塩煮)」。 新鮮な魚を、塩と泡盛だけで煮付けるシンプルな料理ですが、魚の鮮度が良くないと臭みが出て美味しくなりません。 中曽根のマース煮は、魚の旨味が出汁に溶け出し、スープまで飲み干したくなる絶品です。
ここが「安い・美味い」ポイント 観光客向けのパフォーマンス料や場所代が乗っていない、「適正価格」です。 「美味しい魚と泡盛で安く飲みたい」という地元のお父さんたちの要望に応え続けてきた店なので、コストパフォーマンスは島内トップクラス。 ランチ営業はしていないことが多いので、夜ご飯に「安くて美味い魚」を探しているならここ一択です。
- 住所: 宮古島市平良(詳細はGoogleマップ等で要確認)
- 注意点: 席数が少ないため、当日の昼過ぎくらいに電話で空き状況を確認するのがベターです。
第5章:失敗しない「地魚」の選び方講座
お店に行っても、メニューに書かれている魚の名前がわからなくて困ったことはありませんか? これさえ覚えておけば、「通」な注文ができる、宮古島の代表的な美味しい魚リストを紹介します。
1. イラブチャー(アオブダイ)
- 見た目: 鮮やかな青色。ギョッとする見た目。
- 味: 見た目に反して、クセのない白身。モチモチとした弾力があり、刺身でも酢味噌和えでも美味。
2. ミーバイ(ハタ類)
- 見た目: 種類によるが、赤や茶色の斑点があるものが多い。
- 味: 高級魚。脂が乗っていて濃厚な旨味がある。煮付けにすると最高だが、刺身でも甘みがあって美味しい。
3. グルクン(タカサゴ)
- 見た目: 赤っぽい魚。沖縄の県魚。
- 味: 一般的には「唐揚げ」にするが、新鮮なものは刺身で食べられる。足が早いので、刺身で置いてある店は鮮度に自信がある証拠。
4. アカマチ(ハマダイ)
- 見た目: 美しい赤色。尾が長い。
- 味: 沖縄三大高級魚の一つ。上品な脂と甘みがあり、本土の真鯛以上に美味しいと言う人も多い。
まとめ
宮古島で「安くて美味しい海鮮」を食べるための5選、いかがでしたでしょうか。
- 海鮮悟空: 桶盛り海鮮丼のボリュームに溺れる
- 魚市場いちわ: 伊良部島のカツオ文化を食らう
- 宮古島漁協直営店: 自分で選ぶ市場スタイル
- 海美来(かいみーる): 絶景とサザエの最強セット
- 海鮮料理 中曽根: 地元民に混ざってマース煮を
どのお店も、豪華なシャンデリアや丁寧すぎる接客はないかもしれません。 しかし、そこには「島の海で獲れたものを、一番美味しい状態で食べてほしい」という、漁師や料理人の心意気があります。
気取らない食堂で、プラスチックのコップに入ったお水を飲みながら、丼いっぱいの刺身を頬張る。 これこそが、リゾートホテルでは味わえない、宮古島旅行の本当の贅沢なのかもしれません。
ぜひ、次回の宮古島旅行では、これらの店を訪れてみてください。 きっと、「魚ってこんなに美味しかったんだ!」という新しい発見があなたを待っています。







